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ame magazine始動。かずはさんインタビュー編集後記

2019-07-07

Ame Magazine始動。かずはさんインタビュー編集後記

こんにちは。ame magazineメンバーの齊藤です。

今回、ame magazineで取り上げる最初の一人になってくれたかずはさん。「ミス日本酒(2017)秋田代表に取材する」と聞き、美女と日本酒には勝てない!ということで同行させていただきました。

実はかずはさんとは同じ横手高校出身なのですが、インタビュアーを務めたオバラさんも先輩だったことが明らかに。「何期生?」と同窓トークが盛り上がりました。

会社と自分はイコールではない

印象に残っている話はたくさんあるのですが、ひとつはMicrosoft時代のこと。「どこに行っても、自分が正解だと思えることや、好きだと思えることで誰かを助けたり喜ばせられるような人でありたい。“Microsoftにいる自分”に甘えたくない」と会社を離れる際の思いを語ったかずはさん。

来春から就職し、会社という大きな後ろ盾を得ることになる自分にはまだピンとこない部分もありました。組織の中にいるから輝けることも多いのでは、と。

ただ上の話が言わんとしているのは、自分と会社の境界線があいまいになると本来の自分の能力や目標を見失いかねない、ということではないかと思います。両者はイコールではないということは明らかなんですが、気づいたら自分もその等式にはまってた、なんてことがあるのかも。心に留めておきたいものです。

退職したことはまったく失敗だと思ってない、とかずはさんは言い切ります。「市場の二番手、三番手のときでも絶対に諦めない姿勢など、マイクロソフトから学んだことはたくさんあります」。

同じ会社に勤め続けるのが正解ではない、という声もよく聞くようになりました。新卒後の2、3年で消耗してやむなく職場を変えるというよりは、いろいろなスキルや知識を吸収してから次の場所で頑張る、というのが転職の理想形なのかもしれません。

自分の人生だからいつだって方向転換できるかもしれないけど、スタート地点は大事にしたい。失敗するのが怖い性格なので、最初の仕事選びも妥協は禁物、というのが正直なところです。

かずはさんのメッセージから

もうひとつ印象的だったのは、「秋田にいながらできることもある。面白いと思う体験をたくさんしてほしい」という中高生に向けたメッセージ。これはぜひ高校生の自分に教えてあげたいです。

当時、私が熱中していたのは新聞部での活動。せっせと学校新聞をつくっていました。最初は先輩たちの作り方を真似して校内の話題中心の内容だったのが、他校の新聞に刺激を受けて学校の外にも取材に行くようになりました。

でもあのときは好きなことだけはやっていられなかった。進学校だったので、勉強ができる/できないで居心地も違った気がします。私は勉強嫌いでコツコツ努力型でもなかったので、試験期間や受験前は特に苦しかったのを覚えています。

最近の秋田では「秋田市高校生未来ミーティング」や「ふろぷろ秋田」など、学生の「やってみたい」を応援してくれるチャンスがたくさんあるようです。たぶんあの頃も参加できるプロジェクトはたくさんあって、実際、学校の外でチャレンジしている子もちらほらといました。

部活以外に熱中できるものがあれば、心からワクワクできることや人に出会えていたら、また違った高校生活になっていたかもしれません。学校、家を中心とした狭い世界の外にアンテナを張るって大事ですね。

離れていても、秋田のファンで居続ける

秋田おもしろいぞ、と気づいたのは上京したあとでした。移住関連のイベントで五城目や鹿角に興味を持ち、帰省のついでに立ち寄ったりして思ったんです。

そういえば横手以外の地域のことをほとんど知らず、育った場所の魅力より「ド田舎」だとか「高齢化率全国トップクラス」だとか、ネガティブなイメージに偏ってしまっていたな、と。

「秋田のためになにかがしたい」と考えていたのに、一つも行動を起こせていなくて。

これはかずはさんの言葉なのですが、今の私もまったく同じ気持ちでいます。

何かできること…と考えたときに一つ思ったのは、離れていても地元を応援し、魅力を発信するファンでいること。たとえば秋田に関わりのある人とつながる、イベントに顔を出してみる、秋田の酒を飲んでみる。「行ってみたいんだけど…」という人におすすめできるものを一つでも多く増やすことが、最近の目標です。

最後にみんなで日本酒を

インタビュー終了後、「せっかくだから飲んでいきませんか?」とかずはさんが取り出したのは純米吟醸「Kuru Kuru」。秋田市の那波商店さんが醸したお酒です。

巾着袋からお猪口を取り出し、人数分注いでくれました。中にはくちびるの形のものもあって、テンションが上がります。この日は私たちのために多めに持ってきてくれたようですが、イベントの時などはいつも酒器を持ち歩いているそうです。

「Kuru Kuru」はフルーティーでひたすらに爽やかな、夏にぴったりのお酒でした。

粋なはからい、ありがとうございました。

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1996年生まれ、秋田県横手市出身。記者。ハイボール大好き。いま取材したいのは建築分野の職人。

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